多くのデータ定義言語(DDL)操作は、XLAイベント・ハンドラで監視可能なXLA更新を生成します。この項では、次の操作を行うために生成されるMapMessage
オブジェクトの内容について説明します。
__TYPE=1(XlaConstants.CREATE_TABLE)
が指定されているメッセージは、表が作成されていることを示します。表6.2に、CREATE_TABLE操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
__TYPE=2 (XlaConstants.DROP_TABLE)
が指定されているメッセージは、表が削除されていることを示します。表6.3に、DROP_TABLE操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
__TYPE=3(XlaConstants.CREATE_INDEX)
が指定されているメッセージは、索引が作成されていることを示します。表6.4に、CREATE_INDEX操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
名前
|
値
|
---|---|
TBLOWNER | 索引が作成された表の所有者の文字列値。 |
TBLNAME | 索引が作成された表の名前の文字列値。 |
IXNAME | 作成された索引の名前の文字列値。 |
INDEX_TYPE |
索引タイプを表す文字列値。Pは主キー、Fは外部キー、Rは標準。 |
INDEX_METHOD |
索引メソッドを表す文字列値。Hはハッシュ、TはTツリー。 |
UNIQUE |
索引がUNIQUEであるかどうかを示すブール値。 |
HASH_PAGES |
ハッシュ索引内のPAGESの数を表す整数値(Tツリー索引には指定されません)。 |
COLUMNS |
索引内の列について説明する文字列値。 書式: |
__TYPE=4(XlaConstants.DROP_INDEX)
が指定されているメッセージは、索引が削除されていることを示します。表6.5に、DROP_INDEX操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
名前 | 値 |
OWNER | 索引が削除された表の所有者の文字列値。 |
TABLE_NAME | 索引が削除された表の名前の文字列値。 |
INDEX_NAME | 削除された索引の名前の文字列値。 |
__TYPE=5(XlaConstants.ADD_COLUMNS)
が指定されているメッセージは、表に新規列が追加されていることを示します。表6.6に、ADD_COLUMNS操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
名前
|
値
|
||
---|---|---|---|
OWNER | 変更された表の所有者の文字列値。 |
||
NAME | 変更された表の名前の文字列値。 |
||
PK_COLUMNS | この表の主キー内の列の名前を含む文字列値。表に主キーがない場合、PK_COLUMNS値は指定されません。 書式: <col1name>[;<col2name> |
||
COLUMNS | 表に追加された列の名前を含む文字列値。 書式:
<col1name>[;<col2name>
|
||
_ column_name_TYPE | この列のデータ型を表す整数値。 java.sql.types に基づいています。 |
||
_ column_name_PRECISION | この列の精度を含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。 |
||
_ column_name_SCALE | この列のスケールを含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。 |
||
_ column_name_SIZE | この列の最大サイズを示す整数値(CHAR/VARCHAR/BINARY/VARBINARY)。 |
||
_ column_name_NULLABLE | この列でNULL値が許可されているかどうかを示すブール値。 |
||
_ column_name_OUTOFLINE | この列がタプルのインラインまたはアウトラインのいずれに保存されるかを示すブール値。 |
||
_ column_name_INPRIMARYKEY | この列が表の主キーの一部であるかどうかを示すブール値。 |
__TYPE=6(XlaConstants.DROP_COLUMNS)
が指定されているメッセージは、表から既存の列が削除されていることを示します。表6.7に、DROP_COLUMNS操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
名前
|
値
|
||
---|---|---|---|
OWNER | 変更された表の所有者の文字列値。 |
||
NAME | 変更された表の名前の文字列値。 |
||
COLUMNS | 表から削除された列の名前を含む文字列値。 書式:
<col1name>[;<col2name>
|
||
_ column_name_TYPE | この列のデータ型を表す整数値。 java.sql.types に基づいています。 |
||
_ column_name_PRECISION | この列の精度を含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。 |
||
_ column_name_SCALE | この列のスケールを含む整数値(NUMERIC/DECIMAL)。 |
||
_ column_name_SIZE | この列の最大サイズを示す整数値(CHAR/VARCHAR/BINARY/VARBINARY)。 |
||
_ column_name_NULLABLE | この列でNULL値が許可されているかどうかを示すブール値。 |
||
_ column_name_OUTOFLINE | この列がタプルのインラインまたはアウトラインのいずれに保存されるかを示すブール値。 |
||
_ column_name_INPRIMARYKEY | この列が表の主キーの一部であるかどうかを示すブール値。 |
__TYPE=14(XlaConstants.CREATE_VIEW)
が指定されているメッセージは、マテリアライズド・ビューが作成されていることを示します。表6.8に、CREATE_VIEW操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
__TYPE=15(XlaConstants.DROP_VIEW)
が指定されているメッセージは、マテリアライズド・ビューが削除されていることを示します。表6.8に、DROP_VIEW操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
__TYPE=16(XlaConstants.CREATE_SEQ)
が指定されているメッセージは、順序が作成されていることを示します。 表6.10に、CREATE_SEQ操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
名前
|
値
|
---|---|
| 作成された順序の所有者の文字列値。 |
| 作成された順序の名前の文字列値。 |
| CYCLEオプションが新規の順序に指定されているかどうかを示すブール値。 |
| INCREMENT BYオプションが新規の順序に指定されていることを示すLong値。 |
| MINVALUEオプションが新規の順序に指定されていることを示すLong値。 |
| MAXVALUEオプションが新規の順序に指定されていることを示すLong値。 |
__TYPE=17(XlaConstants.DROP_SEQ)
が指定されているメッセージは、順序が削除されていることを示します。表6.11に、DROP_SEQ操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。
__TYPE=18(XlaConstants.TRUNCATE)
が指定されているメッセージは、表が切り捨てられていることを示します。表内のすべての行が削除されています。表6.12に、TRUNCATE操作に対して生成されるMapMessage
に含まれている名前/値ペアを示します。